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保育園の安心を科学する!千葉の「キートス」が見守りカメラで実現する保育事故ゼロへの挑戦

見守りカメラ導入の背景にある3つの「安心」

キートスがこのシステムを導入した背景には、以下の3つの「安心」があります。

  1. 園児の安全確保: 事故や怪我が発生した際に、その状況を正確に検証するため。
  2. 職員の保護: 万が一、不適切な保育が疑われた際に、職員の適切な対応を客観的な映像で証明し、不利益から守るため。
  3. 保育の質向上: 園内研修に映像を活用し、保育の専門性を高めるため。

全保育室、廊下、階段など、園児が活動する全てのエリア(プライバシーに配慮しトイレ・職員休憩室等を除く)に合計149台のカメラが設置されており、データは1ヶ月間保管されます。

見守りカメラ

高度なセキュリティとプライバシー保護

見守りカメラの導入にあたり、セキュリティとプライバシー保護は最優先事項とされています。録画データおよび通信は、最新の暗号化技術によって高度に保護されており、外部からの不正アクセスは厳しく遮断されます。また、社内においても閲覧権限は管理職など許可された職員のみに限定され、厳格な運用管理体制が構築されています。

見守りカメラ映像一覧

映像データがもたらす具体的な変化

事例1:保護者との信頼を深め、職員を守る

ある園児の保護者から、帰宅後に「アザがあり、先生にやられたと子どもが話している」との申し出がありました。すぐに映像データを確認すると、お昼寝中に興奮した園児が走り回る場面があり、職員が安全に配慮して抱きかかえ、落ち着くまで寄り添い対話する様子が記録されていました。映像は、不適切な関わりが一切なかったことを客観的に証明し、保護者も状況を正確に理解。深い信頼関係を築くきっかけとなりました。これは、真摯に保育に向き合う職員の身を守る「確かな証拠」となる仕組みです。

実際の映像

事例2:独自研修「インサイトセッション」で保育の質を追求

キートスでは、録画映像を研修教材として活用する独自の「インサイトセッション」を実施しています。午睡、室内遊び、給食、活動の切り替わりなど、様々な場面の映像を職員全員で客観的に振り返り、具体的な改善につなげています。

  • 子どもの動線を見直し、衝突や転倒リスクを軽減。

  • 職員の立ち位置や役割分担を改善し、死角をなくす。

  • 声掛けの方法や職員間の連携を強化。

  • ヒヤリハットが「なぜ起きたのか」だけでなく「どうすれば防げたか」を共有し、再発防止策を園全体で統一。

カメラの俯瞰映像は、自身の言動だけでなく、子どもや他の職員との位置関係、これまで把握しきれなかった死角まで正確に確認できるため、具体的な改善策が明確になります。経験年数に関わらず、同じ映像を材料に議論することで、主観に偏らない共通の気づきが得られ、風通しの良い職場環境の構築にも寄与しています。

インサイトセッションの様子

現場の声:職員と保護者が感じる「安心」

この見守りカメラシステムは、現場で働く職員と子どもを預ける保護者の双方から高い評価を得ています。

<職員の声>

  • 怪我の原因を正確に把握し、保護者へ丁寧に説明できる。

  • 不適切な保育を疑われた際、客観的な証拠となり安心できる。

  • インサイトセッションで自身の保育を客観視でき、改善につながる。

<保護者の声>

  • 怪我の原因や友だちとのトラブルを確認でき、安心できる。

  • 万が一の際も状況を把握でき、安心につながる。

  • セキュリティ体制が整っており、安心して預けられる。

統括園長の日向美奈子氏は、「見守りカメラは『監視』のための設備ではなく、子どもたち、そして保育士を守り、保育の質を継続的に高めていくための仕組みです」と語ります。導入当初の事故検証や「やっていないことの証明」という受動的な目的から、今では日々の保育をより良くするための能動的な取り組みへと進化していることが伺えます。

統括園長 日向 美奈子

今後の展望:「子ども中心の社会」実現へ

株式会社ハイフライヤーズは、今後さらに専門家や大学等の研究機関との連携を強化し、蓄積された映像データと累計10万件を超えるヒヤリハット記録を活用することで、社会貢献を目指しています。

  • 不適切保育・事故防止の「標準化」: 膨大な保育現場のデータを科学的に分析し、経験則に頼らない事故防止策や、不適切保育を未然に防ぐ具体的なソリューションを確立するでしょう。

  • 省庁の垣根を超えた「安全な社会作り」への貢献: 映像やバイタルデータを活用した「次世代の見守り」は、教育現場だけでなく、いじめ・自殺・虐待の早期発見や防止にも寄与すると考えられます。子ども家庭庁が掲げる「こどもまんなか社会」の実現に向け、デジタル庁、警察庁など、府省庁の垣根を超えて連携し、子どもの安全を「横串」で守る社会インフラの構築を推進していくでしょう。

キートスは、一園の枠を超え、テクノロジーとデータの力で「子どもたちが最も安全に、健やかに育てる社会」の実現に向けて挑戦を続けています。

ハイフライヤーズ本社

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