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Z世代の57%が「監視されている」と実感!位置情報共有アプリの利用実態とプライバシー意識を深掘り

Z世代の位置情報共有、便利さの裏に潜む「監視」と「ストレス」

スマートフォンで手軽に利用できる位置情報共有アプリは、友人との待ち合わせや家族の安否確認、防犯対策など、私たちの生活に多くの便利さをもたらしています。しかし、Z世代(18歳〜24歳)の間では、この便利な機能が思わぬ心理的負担や人間関係のトラブルを引き起こしていることが、Z-SOZOKEN(Z世代創造性研究所)の調査で明らかになりました。

今回の調査によると、Z世代の48%が現在も位置情報共有アプリを利用しています。利用を始めた最大のきっかけは「防犯・安全のため」が37%と最も多く、利便性よりも安全を重視する傾向が見られます。

しかし、利用を続ける中で多くのZ世代が複雑な感情を抱いていることが浮き彫りになりました。

Z世代の位置情報共有についての実態調査

半数以上が「自由の制限」「監視」を実感、ストレスも

位置情報共有に対するZ世代の意識は、必ずしも肯定的ではありません。調査では、54%が「位置共有で自由が制限される」と感じ、同じく54%が「愛情より監視の側面が強い」と共感しました。さらに、半数の50%が「常に見られる感覚がストレスになる」と回答しています。

監視と束縛についての尺度の調査

利用開始の理由が「防犯・安全」であったにもかかわらず、57%のZ世代が自分の生活を他人から「監視されている」と実感しているという結果は、位置情報共有アプリが持つ両義性を強く示しています。

「つかなくてもいい嘘」や喧嘩の経験も

位置情報アプリの存在は、Z世代の行動にも影響を与えています。調査では、40%がアプリがあるために「つかなくてもいい嘘」をついた経験があると回答しました。例えば、「寝たふりをして遊びに行く」といった行動が挙げられます。

位置情報アプリがあるために、つかなくてもいい嘘 (例:寝たふりをして遊びに行く等) をついたことがどのくらいありますか?

また、26%が位置情報アプリが原因で友人や恋人と喧嘩になった経験があると答えています。これは、位置情報が必ずしも信頼関係の強化に繋がらず、かえってトラブルの原因となる可能性を示唆しています。共有を始める前に、確認方法や利用範囲について話し合うことが、無用な誤解や衝突を避けるために重要でしょう。

81%が位置情報を「プライバシー」と認識、デジタルストーキングの懸念も

自分の位置情報について、Z世代の81%が「個人のプライバシー」として捉えています。これは、たとえ共有していたとしても、自由に閲覧されてよい情報ではないという意識の表れです。

あなたは「自分の位置情報」をどのようなものだと考えていますか?

さらに、気になる相手や元恋人を1日に何度もチェックする「デジタルストーキング的行動」を現在行っている人が31%いることも判明しました。便利な機能が、時には相手の行動を追い続ける習慣に繋がりかねないため、注意が必要です。

特定の相手(気になる人や元恋人等)を1日に何度もチェックする行動(デジタルストーキング的行動)をどのくらい行いますか?

健全な位置情報共有のために

今回の調査結果は、位置情報共有アプリがZ世代の生活に深く浸透している一方で、その利用には心理的な負担や人間関係の複雑さが伴うことを示しています。安全や便利さを追求する機能が、監視や束縛と感じられる可能性があるため、以下の点を意識することが大切です。

  • 共有相手や目的、期間を明確にする: 誰に、なぜ、いつまで位置情報を共有するのかを事前に話し合いましょう。

  • 「共有しない自由」を尊重する: 常に共有することを信頼の条件とせず、オフや一時停止を選んでも関係性を疑われない環境づくりが重要です。

  • プライバシー意識の共有: 位置情報は非常に私的なデータであることをお互いに認識し、無断での利用や過度な確認は避けましょう。

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Z-SOZOKENは、Z世代当事者が実態や価値観を分析するシンクタンクとして、Z世代の創造性を活かしたリサーチやコミュニケーションプロデュース事業を展開しています。Z世代のリアルなインサイトを深く理解したい企業様向けに、市場調査やインサイト研究プランも提供しています。