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陸前高田の教育旅行民泊に新風!大学時代から地域に関わった23歳が「地域おこし協力隊」として着任

大学時代から地域に関わり続けた熱意ある23歳

山本晃裕氏は、大学2年生の夏から認定NPO法人SETの活動を通じて陸前高田市との関わりをスタートさせました。その後も業務委託やアルバイトスタッフとして民泊開拓業務を担い、現場での経験を重ねてきました。

ある70代の地域住民は、当初民泊の受け入れを断っていたものの、山本氏が何度も足を運んだことで受け入れを決意したといいます。「最初は断ったんだけど、山本さんを始め若者が頑張っていて、私も頑張ってみようと思ったから」という言葉からは、山本氏のひたむきな熱意が地域住民の心を動かしたことがうかがえます。

山本氏は「若者の一生懸命な気持ちが人の行動を変える可能性を実感しました。誰もがまちづくりに参画できるよう、民泊事業の担い手を増やしていきます」とコメントしています。

日本の伝統芸能の衣装を身につけた人々

人口減少に直面する陸前高田市と教育旅行民泊の役割

岩手県南東部に位置する陸前高田市は、2011年3月の東日本大震災で大きな被害を受けました。震災前の2011年2月末には24,246人だった人口が、2025年3月末時点では16,995人と約7割にまで減少しています。

このような状況の中、陸前高田市と認定NPO法人SETは、全国から訪れる教育旅行生を地域の一般家庭で受け入れる「教育旅行民泊」事業を継続してきました。これまでに累計300家庭以上が受け入れ、約2万人の生徒が参加しています(2026年時点)。この事業は、都市部の若者と地域住民が継続的に交流する場となり、住民に新たな刺激をもたらしてきました。しかし、受け入れ家庭の担い手確保は長年の課題となっています。

新たな担い手として活動する山本氏のミッション

山本氏が地域おこし協力隊として担う主な業務は以下の4点です。

  1. 教育旅行の受け入れに関わる受け入れ家庭、旅行会社、学校との調整および支援
  2. 受け入れ家庭の新規開拓・支援
  3. 教育旅行の誘致活動
  4. 外部メディアを活用した情報発信

山本氏は、市役所や旅行会社、地域事業者、学校など、様々な関係機関と連携しながら活動し、陸前高田の教育旅行民泊事業をさらに発展させていくことが期待されます。

U字型テーブルを囲み拍手する人々

認定NPO法人SETの活動について

認定NPO法人SETは、「一人ひとりの”やりたい”を”できた”に変え、日本の未来にGoodなChangeを起こす」をミッションに掲げ、2011年の東日本大震災以降、岩手県を中心に活動しています。修学旅行民泊や大学生・社会人向けプログラム、地域コミュニティづくりなどを通じて、若者と住民が学び合う”続く関係”を育んでいます。2024年度には年間5,000人以上が参加しており、若者の成長と地域の活力を同時に生み出す持続可能な地域づくりに取り組んでいます。

SETの活動を応援しよう!

認定NPO法人SETは、その活動の様子やイベントレポート、現地の日常を各SNSで発信しています。陸前高田からの声を受け取り、地域活性化の取り組みを応援してみてはいかがでしょうか。