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江戸の情緒と現代アートが融合!青山で体験する幻想的な3日間「青山星灯篭」

青山星灯篭とは?

「青山星灯篭」は、江戸から明治初期にかけて青山地域で行われていた行事を現代に受け継ぐものです。当時、各家々が竹竿の先に提灯を掲げ、亡くなった人を偲んでいました。その様子が夜空の星のように見えたことから「星灯篭」と呼ばれ、二代歌川広重の浮世絵「諸国名所百景 東都青山百人町星燈籠」にも描かれています。

今回のイベントでは、この歴史的な行事を現代の街で体験できるよう、会場周辺に多くの灯篭が設置され、青山の夜を幻想的に照らします。ののあおやまの商業店舗や周辺企業でも、イベントを盛り上げるオリジナルメニューやワークショップが開催される予定です。

浮世絵風の青山星灯籠イベントポスター

日ごとのプログラムで文化体験

3日間の開催期間中、様々な文化プログラムが用意されており、誰でも気軽に伝統芸能やアートに触れることができます。

9月11日(金):「芝生の上」で能を楽しむ「しばふ能」

初日は、芝居の語源とも言われる屋外の芝生で能楽を鑑賞できる「しばふ能」が開催されます。演目は、囃子「石橋」と子方が活躍する「橋弁慶」が披露されます。能楽初心者でも楽しめるよう、能楽レクチャーも行われるため、劇場とは異なる開放的な空間で、子どもから大人まで日本の伝統芸能に親しむ貴重な機会となるでしょう。

夜の野外ステージで剣舞のような伝統芸能を披露する人々

9月12日(土):「星への祈り」――音楽とコンテンポラリーダンス

2日目は、バイオリン、クラリネット、ギターの生演奏とコンテンポラリーダンスによる「星への祈り」が上演されます。ドビュッシーの「月の光」やフォーレの「シシリエンヌ」、ブラームスの「間奏曲」などの名曲が、星灯篭の幻想的な夜をさらに深く包み込みます。

9月13日(日):「100年前への時間旅行」――夜の野外シネマ

最終日には、「100年前への時間旅行」と題し、野外映画上映が開催されます。上映されるのは、1920年代に制作されたサイレント映画から、『ロイドの要心無用』(1923)、『キートンのセブンチャンス』(1925)、『チャップリンのサーカス』(1928)の3作品の見どころを厳選したプログラムです。移動映画館「キノ・イグルー」による解説付きで、100年前の驚きの映像体験を、映画初心者から子どもまで一緒に楽しめます。

その他の見どころと参加型イベント

会期中は、メインプログラム以外にも楽しめる企画が満載です。

「ののの めぐる写真館」

ののあおやまの樹林帯を舞台に、「ののの めぐる写真館」が3日間にわたって開催されます。写真作家のさやか氏が、家族や友人、愛犬と一緒に、その日の景色とともに思い出の写真を撮影してくれます。緑豊かな自然の中で、その人らしい一枚を残すことができるでしょう。

公園で柴犬と笑顔で座る女性と青山星灯篭のポスター

子どもたちが街の風景をつくる「灯篭絵付け」

期間中には、願い事やメッセージ、好きな絵などを灯篭に描く「灯篭絵付け」も実施されます。港区立青山小学校6年生が制作した灯篭も会場に設置され、子どもたち自身が地域の文化の担い手として参加します。歴史を「知る」だけでなく、自らの手で灯りを作り、街に飾る体験を通じて、次の世代へ土地の記憶をつなぐ大切な機会となります。

暖かな光を放つ手作りのランタンと絵を描く子供

「歴史と文化が息づく街」青山へ

「青山星灯篭」は、単に江戸時代の行事を再現するだけでなく、残された資料を手がかりに、かつて青山で行われていた地域の営みを知り、それを現代の街でどのように受け継いでいけるかを考えながら活動しています。地域の住民や企業、学校、アーティストなど、様々な人々が関わりながら、青山の過去を知り、現在の街で新たな時間を作り出す3日間です。灯篭の明かりをきっかけに、青山という土地の記憶に触れてみませんか?

夜の日本の風景で、提灯が吊るされ道を照らしている

開催概要

  • 名称: 青山星灯篭

  • 日時: 2026年9月11日(金)〜13日(日) 点灯18:00-20:00

  • 本会場: ののあおやま(東京都港区北青山3-4-3)

  • 入場: 無料

  • 主催: 青山星灯篭実行委員会/一般社団法人まちづくりののあおやま

  • 公式HP: https://aoyamalanterns.com/

  • Instagram: https://www.instagram.com/aoyama_hoshidoro/