夏休みの「小1の壁」は8割超のワーキングマザーが実感!働き方やキャリアを見直すきっかけに
共働き世帯が社会のスタンダードとなる中、小学生の子どもを持つワーキングマザーにとって、夏休みは特別な課題を突きつける時期です。株式会社mogが行った意識調査では、実に84.5%のワーキングマザーが「夏休みに『小1の壁』を感じたことがある」と回答。この長期休暇が、仕事と子育ての両立だけでなく、働き方やキャリア選択にまで大きな影響を与えている実態が明らかになりました。

8割超が実感する「小1の壁」とは?
今回の調査は、小学生(1〜6年生)の子どもを持つ正社員ワーキングマザー227名を対象に、2026年7月27日から8月2日にかけてインターネットで実施されました。
「夏休みに『小1の壁』を感じたことがありますか」という質問に対し、84.5%が「はい」と回答。特に、小学校1年生の子どもを持つ家庭では90.3%が実感しており、多くのワーキングマザーにとって、夏休みが仕事と子育ての両立における大きなハードルとなっていることがうかがえます。

具体的な負担は「宿題」「仕事の両立」「心理的申し訳なさ」
夏休みに負担を感じる内容として最も多く挙げられたのは、「宿題・家庭学習のサポート」(65.6%)でした。次いで「仕事との両立・勤務時間の調整」(63.0%)、「子どもとの時間が十分に取れないことへの申し訳なさ」(56.8%)が続き、時間的な負担だけでなく、子どもに対する心理的な葛藤も大きいことが浮き彫りになりました。
さらに、「預け先の確保」(50.2%)や「昼食・生活リズムの管理」(49.3%)も半数近くの回答を集めており、保育園・幼稚園時代とは異なる小学校ならではの課題が、ワーキングマザーに集中していることが分かります。

約4割が働き方を見直し、約3人に1人が転職を検討
夏休みの負担は、一時的なものにとどまらず、長期的なキャリアにも影響を及ぼしています。調査では、37.4%が「働き方を見直したいと思った」、33.9%が「転職を考えた(考えている)」と回答しました。実際に18.5%が転職し、8.4%が離職したという結果も出ており、夏休みがキャリアを考える大きなきっかけとなっている実態が示されています。

働き方の工夫と預け先の現状
多くのワーキングマザーが夏休みを乗り切るために、様々な働き方を工夫しています。
-
在宅勤務(リモートワーク)の回数を増やす(37.9%)
-
有給休暇や特別休暇を取得する(37.0%)
-
配偶者・家族と勤務を調整する(36.6%)
-
時間単位年休やフレックス制度を活用する(32.6%)
といった方法が上位を占めました。しかし、「休暇を取得しても仕事が減るわけではない」「制度はあっても利用しづらい」といった声も寄せられており、制度があっても活用しにくい職場環境の課題も浮き彫りになっています。

主な預け先としては、「公設学童」が67.4%で最多。次いで「保護者が在宅勤務をしながら見守る」が47.6%となりました。一方で、シッターサービスの利用はほとんど見られず、利用できるサービスが限られている現状がうかがえます。

企業や社会全体でのサポートが不可欠
今回の調査結果は、夏休みがワーキングマザーにとって、仕事と子育ての両立負担が集中し、キャリアにも影響を及ぼす時期であることを明確に示しています。働く親が抱える課題は、個人の努力だけで解決できるものではなく、企業や社会全体で支えていく視点が必要です。
株式会社mogは、ワーキングマザーに特化したキャリア支援を展開しており、柔軟な働き方を前提とした正社員求人の紹介や、育休中の女性向け学習プログラム、コミュニティ運営などを通じて、働く女性と企業双方を支援しています。
「仕事を辞めたいわけではない。できることなら働き続けたい。でも夏休み中の仕事との両立は大変…」と感じている方は、一人ではありません。もし働き方やキャリアについて悩んでいるのであれば、専門の支援サービスを活用することも一つの選択肢です。
株式会社mogに関する詳細はこちらをご覧ください。
共働きが当たり前になった現代社会において、夏休みのような長期休暇を前提とした働き方や支援のあり方を見直すことは、ワーキングマザーの就業継続だけでなく、人材の定着・活躍の観点からも重要であると考えられます。