住宅ローンの金利タイプは「変動金利」が主流
実際に住宅ローンを利用している方の金利タイプを見ると、「変動金利タイプ」が81.9%と最も多く、前年調査と比較しても1.9ポイント増加しており、変動金利を選ぶ傾向がさらに強まっています。

利用者からは「変動金利が上がった分をキャッシュバックしてくれるキャンペーンを実施してくれた」「変動金利の特別利率の借入ができて良かった」といった声が寄せられており、金利の低さや柔軟性を重視していることがうかがえます。
一方で、「住宅ローンの不安点」に関する自由回答では、「金利」が33.6%で最多となり、前年と変わらず最も多い不安要素であることが明らかになりました。特に「金利上昇」への懸念も高まっています。

金利の動向は常にチェックし、最新情報を得ることが大切です。
借入金額は2,000万円以上4,000万円未満が多数、自己資金は300万円未満が最多
当初の借入金額は「3,000万円以上~4,000万円未満」が23.0%、「2,000万円以上~3,000万円未満」が22.4%と続き、全体の45.4%が2,000万円以上4,000万円未満の範囲で借り入れていることがわかりました。
自己資金額については、「100万円以上~300万円未満」が16.6%で最も多く、次いで「100万円未満」が15.3%でした。自己資金を用意していない方も12.7%いることが示されています。
この結果から、住宅購入時には住宅ローンを主体とした資金計画を立てる方が多い傾向が見て取れます。

借入金額が大きいほど返済期間は長期化
借入金額と返済期間の関係を見ると、借入金額が2,000万円以上の層では、「31~35年」の返済期間が最も多く、半数を超えています。
具体的には、2,000万円以上~4,000万円未満で50.3%、4,000万円以上~6,000万円未満で60.2%、6,000万円以上では51.2%が31~35年を選択しています。
一方、2,000万円未満の借入では「15~20年」が30.3%で最多となり、比較的短い返済期間を選ぶ傾向があります。ご自身の借入額と返済計画を立てる際の参考にしてみてください。

住宅ローンの借入形態は「単独名義」が主流
住宅ローンの借入形態は、住居の種類を問わず「単独名義で借り入れた」が最も多い結果となりました。
特に「中古の集合住宅(マンションなど)」では86.5%、「中古の戸建て」では82.4%が単独名義です。
一方で、「新築の注文住宅」では「連帯債務者を設けて借り入れた」が13.5%、「新築の集合住宅(マンションなど)」では「ペアローンで借り入れた」が13.6%と、他の住居タイプよりも高い割合を示しています。新築住宅の購入を検討している方は、これらの借入形態も選択肢として考慮すると良いでしょう。

団体信用生命保険の特約保障は「がんに対する保障」が最多
団体信用生命保険の保障内容では、死亡・高度障害に対する基本保障に加えて、「がんに対する保障」が53.9%と最も多く、約2人に1人が加入していることがわかりました。
次いで、「脳卒中・急性心筋梗塞に対する保障」が30.2%、「生活習慣病(高血圧、糖尿病、腎疾患、肝疾患、慢性膵炎など)に対する保障」が20.1%と続いています。

三大疾病や生活習慣病など、長期の就業不能につながるリスクへの備えを重視する傾向がうかがえます。万が一の事態に備え、ご自身に合った保障内容を検討することが重要です。
まとめ
今回の調査データは、住宅ローンを検討する上で非常に参考になる情報が満載でした。金利タイプ、借入金額、返済期間、借入形態、そして団体信用生命保険の特約保障まで、具体的な数値を知ることで、ご自身のライフプランに合った選択をする手助けとなるでしょう。
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