サ高住の月額費用、全国中央値は15.3万円!予算を抑える選択肢も
自立した生活を長く続けたいと考える方にとって、サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)は魅力的な選択肢の一つです。しかし、「費用はどのくらいかかるのだろう?」と不安に感じる方もいるかもしれません。今回、「みんなの介護研究所」が全国のサ高住を対象に行った調査結果から、月額費用の実態と、予算に合わせた施設選びのヒントをご紹介します。

サ高住の月額費用、全国中央値は15.3万円
2026年8月27日時点の調査によると、全国のサ高住4,945件の月額費用(家賃・食費・管理費などの合計)を集計した結果、中央値は15.3万円でした。この金額は、介護保険サービスを含まない住まいとしての費用を表しており、全国のサ高住の約3分の2にあたる施設を対象としたデータに基づいています。
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予算を抑える選択肢も!4件に1件は12.8万円以下
中央値が15.3万円と聞くと、少しハードルが高いと感じる方もいるかもしれません。しかし、今回の調査では、集計対象のサ高住のうち、下位25%にあたる4件に1件は月額費用が12.8万円以下で見つかっています。これは、予算を抑えつつ自立した暮らしを送れるサ高住が、一定数存在することを示しています。

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サ高住の費用構成:必要なサービスを必要なだけ
サ高住の月額費用には、住居費(家賃・管理費など)に加えて、状況把握(安否確認)と生活相談の2つの基本サービスが含まれています。訪問介護やデイサービスなどの介護保険サービスは、月額費用には含まれず、必要になった時点で外部の事業者と個別に契約する仕組みです。このため、要介護度や利用するサービスの量によって、月々の支払額に幅が出やすいという特徴があります。

他の高齢者向け施設との費用比較
サ高住の月額費用中央値15.3万円は、他の主要な高齢者向け施設と比較してどのような水準なのでしょうか。
同じ算出方法で比較すると、グループホームは12.4万円、住宅型有料老人ホームは12.3万円という結果が出ています。サ高住はこれらよりやや高い水準ですが、数万円程度の差にとどまります。

この費用の差は、サービスの充実度だけでなく、居室の広さの基準の違いが大きく影響していると見られます。国土交通省・厚生労働省の基準では、サ高住は原則25平方メートル以上、住宅型有料老人ホームは指導指針で13平方メートル以上、グループホームは7.43平方メートル以上とされています。このことから、サ高住の月額費用は、サービスの手厚さよりも、住まいとしての広さへの対価という側面が強いと考えられます。
みんなの介護研究所の武智弘樹所長も、「15.3万円はサービスの厚みではなく、住まいとしての広さと自由度への対価という性格が強いとみられる」とコメントしています。

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調査概要
今回の調査は、株式会社クーリエが運営する「みんなの介護研究所」によって、2026年8月27日に実施されました。調査対象は、介護施設検索サイト「みんなの介護」に掲載されているサービス付き高齢者向け住宅7,390件のうち、月額費用データが判明している4,945件です。
算出方法は、各施設における月額費用の平均を施設代表値とし、その施設代表値をもとに中央値や下位25%ラインを算出しています。この調査は、高齢者向け住宅を検討する方々にとって、費用に関する客観的な情報を提供する貴重なデータと言えるでしょう。
関連情報
高齢者向け施設に関する詳細な情報や、最新の調査データについては、以下のサイトをご参照ください。
-
介護施設検索サイト「みんなの介護」
https://www.minnanokaigo.com/ -
調査研究機関「みんなの介護研究所」
https://lab.minnanokaigo.com/
