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名城大学特別講義から学ぶ!国際支援と私たちの「幸せ」を考えるヒント

「人間らしく」生きるための支援とは

講義では、クマーラ名誉教授自身の幼少期の体験が語られました。電話も電気も水道もない、勉強するにもメモ用紙すらない環境で、いかに工夫して生活してきたか。サトイモの葉やバナナの葉が傘になるというエピソードは、発展途上国での生活の知恵と厳しさを学生たちに伝えました。

その経験から、「人間には誇りがあるが、貧困が極まるとその誇りさえも失われかねない」と指摘。そして、真の国際支援のあり方として、「人間らしく生きていくには、一人ひとりが誇りや自信を持てる知識や技能を手に入れて生きることが大切であり、お金を与えるのではなく、知識や技能を得られるよう導くことが重要である」と強調しました。

熱心に話すクマーラ名誉教授

日本とスリランカの未来を繋ぐ構想

講義の終盤では、日本の少子化と深刻化する人手不足という現状に触れ、クマーラ名誉教授が考える「自らができること」が提示されました。それは、「スリランカに日本文化とIT技術を教える大学を設立し、日本へ人材を送る」という構想です。この取り組みによって、スリランカと日本が共に発展していくことを願う強いメッセージが込められました。

講義を聴く学生たち

講義から得られる気づきと行動

受講した学生からは、「国際協力は単に物資や資金を提供するだけでなく、相手の誇りや自尊感情を大切にすることが重要だと学びました」という声や、「日本というものが溢れた国で私たちがどれほど恵まれているのかを実感しました」といった感想が寄せられました。さらに「スリランカについてもっと勉強したい」「いつかスリランカを訪れてみたい」といった、新たな関心へと繋がる声も上がっています。

この講義は、私たち一人ひとりが国際社会の一員として何ができるのか、そして真の「幸せ」とは何かを考える貴重な機会を提供しました。異文化理解を深め、自身の知識や技能をどのように社会に役立てるか、また、国際協力の現場にどのような形で関われるのか、ぜひ考えてみてはいかがでしょうか。

講義の様子