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屋根修理詐欺が5年で3倍に急増、被害を防ぐ見分け方

屋根修理をめぐる詐欺被害が全国で急増しています。国民生活センターのデータによると、2018年度の被害件数923件から2022年度には2,885件へと、わずか5年で3倍に増加。さらに2025年には、220人以上から約2.8億円をだまし取った悪徳リフォーム業者が逮捕されるなど、被害は深刻化しています。こうした詐欺から身を守るには、どのポイントに注意すればよいのでしょうか。

訪問業者の「乗用車」と「ナンバープレート」をチェック

屋根修理の悪徳業者を見分けるための第一歩は、訪問してきた業者の車を観察することです。通常、正規の屋根修理業者は軽トラックなどの作業車にハシゴを載せていますが、悪徳業者の場合は乗用車にハシゴを載せていることが多いのが特徴です。

さらに注目すべきは、その車のナンバープレートです。普段見かけない珍しい県外ナンバーの乗用車は要注意。悪徳業者は詐欺の拠点から離れたエリアを意図的に標的にすることが多いため、見慣れないナンバーの訪問者は怪しむ価値があります。

言葉遣いと服装で詐欺師を見抜く

悪徳業者の口ぶりにも特徴があります。「工事現場の方から来ました」という言い方に注意してください。「工事現場から来た」ではなく「工事現場の方から来た」と言う場合、その人物は実は工事関係者ではなく、悪徳業者の可能性が高いとされています。

また、業者らしく見せるためにニッカポッカ(作業着のズボン)を履いた訪問者も警戒信号です。本物の業者なら現場に適した作業着一式で訪問するのが一般的だからです。

訪問後の動きと「手書きの手紙」に注意

業者の訪問営業後の行動をよく観察することも重要です。近所の屋根を見ながらウロウロ歩き回り、複数の家を回って訪問するパターンは悪徳業者の典型的な行動です。

さらに最近増えている手口が「直筆の手紙の投函」です。手書きの手紙が郵便受けに入っていても、無視することが得策です。このような突然の手紙は詐欺の入り口になることが多いため、警戒が必要です。

地域を守る取り組みも進む

こうした詐欺被害に対抗するため、地域の専門家と警察が連携した取り組みも始まっています。大正15年創業の老舗屋根修理業「森建築板金工業」4代目の森亮介氏は、特殊詐欺防犯アドバイザーとして啓蒙活動を実施。奈良県警と共同開発したカレー「あやしい話は華麗にスルー」では、詐欺被害に遭わないノウハウをパッケージに記載し、地域住民に配布しています。

この話題のポイント

  • 屋根修理詐欺の被害が5年で3倍に増加。2025年には約2.8億円の被害事例も

  • 訪問業者の乗用車と県外ナンバーは詐欺の重要な目印

  • 「工事現場の方から」という言い方、ニッカポッカの着用、手書きの手紙は警戒すべき兆候

  • 近所の屋根を見ながらウロウロ歩く業者の行動パターンに注意

  • 警察と協力した地域の啓蒙活動が詐欺防止の鍵になる

引用元:レターリリース