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50~80代女性の幸福度は物価高でも高水準を維持!「イマ活」と人とのつながりが鍵

50~80代女性の幸福度は7.75点、物価高の影響は?

今回の調査によると、50~80代女性の幸福度平均点は10点満点中7.75点でした。これは2024年調査の7.84点、2022年調査の7.77点とほぼ変わらない結果です。国連によるWorld Happiness Report2026で1位のフィンランドが7.76点であることを考えると、日本のシニア女性の幸福度は国際的に見ても高い水準にあると言えるでしょう。

一方で、物価高の影響については、11.4%の人が「暮らしのゆとりも幸福感も大きく減った」と回答しています。特に50代では21.7%と、この傾向が顕著に見られます。厳しい経済状況の中でも幸福度が大きく揺るがなかった背景には、シニア女性たちの「日々の小さな喜びに目を向ける力」と「確かな人とのつながり」があると考えられます。

物価高や値上がりによる暮らしや幸福感の変化

幸福度に影響を与える要素とは?

調査では、幸福度に影響を及ぼす様々な要素が分析されました。その結果、特に影響が大きいとされたのは、「本人の体や心の元気度」と「親しい友人や家族・親戚の人数」です。

体の元気度別幸福度

心身ともに健康であること、そして気軽に話せる友人や助けを求められる親しい家族がいることが、幸福感に直結していることが示されています。

世帯保有金融資産別と幸せを感じる個数別の幸福度

親しい友人の人数別幸福度

親しい家族・親戚の人数別幸福度

一方で、SNSやデジタルの利用有無による幸福度の差異は1ポイント未満と、ほとんど影響が見られませんでした。デジタルツールの普及が進む現代においても、シニア女性の幸福の基盤は、リアルな人間関係や心身の健康といった普遍的な要素にあると言えるでしょう。

SNS・デジタル利用有無別幸福度

幸せを感じる瞬間ランキング!1位は「美味しいものを食べている時」

日々の生活の中で幸せを感じる瞬間について尋ねたところ、2024年、2022年の調査と変わらず「美味しいものを食べている時」が1位となりました。食事がもたらす喜びは、いつの時代も変わらないようです。

2位には前回3位だった「旅行に行った時」がランクアップしました。積極的に外出して、新しい体験を求める「イマ活」への意欲が高まっていることがうかがえます。

幸せを感じる時ランキング

具体的な幸せを感じる瞬間の例として、以下のような声が寄せられました。

  • 「何も考えずボーっとしているとき」(66歳)

  • 「好きなお酒に合う美味しい食事を楽しく出来た時」(73歳)

  • 「畑仕事をして汗をかいた後、冷たいお茶を飲んで休憩する時」(68歳)

  • 「愛犬と自然の中を、犬仲間とお散歩している時」(70歳)

  • 「家族孫達含めて一緒にご飯を笑いながら食べてる時」(68歳)

50代以上女性の幸福の秘訣は「イマ活」

ハルメク 生きかた上手研究所の所長である村田多恵子氏は、今回の調査結果から、50代以上の女性の幸福の秘訣は「イマ活」にあると見解を述べています。

村田多恵子氏

「イマ活」とは、「元気な“今”を楽しもう」と自分を満足させるため、時間とお金を体験に使う動きのことです。日々の暮らしの中で小さな幸せを感じ取る能力を磨くこと、そしてリアルな人間関係や心身の健康を大切にすることが、幸福度アップの近道だと言えるでしょう。

  • 美味しい食事を楽しむ: 毎日の食事を大切にし、季節の食材を取り入れたり、新しいお店に挑戦したりするのも良いでしょう。

  • 積極的に外出して体験を増やす: 旅行はもちろん、地域のイベントに参加したり、趣味の集まりに出かけたりすることで、新たな発見や人との出会いが生まれるかもしれません。

  • 心身の健康を保つ: 適度な運動やバランスの取れた食事、十分な睡眠を心がけ、体と心の元気度を高く保ちましょう。

  • 人とのつながりを大切にする: 親しい友人や家族とのコミュニケーションを密にし、困ったときには頼れる関係性を築くことが、心の安定につながります。

まとめ

今回の調査で、50~80代女性の幸福度は、物価高などの社会状況の中でも安定していることが示されました。その背景には、日々の小さな喜びを見つける力と、確かな人とのつながり、そして「イマ活」という前向きな生き方があると言えるでしょう。あなたも「イマ活」を取り入れて、今日からもっと充実した毎日を送ってみませんか。

ハルメク 生きかた上手研究所のシニアリサーチデータは、以下のサイトで詳しく掲載されています。