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下関市とコドモンがDXで連携!保育者の「学び」と「情報共有」をデジタル化し、子育て支援を強化

保育現場が抱える課題をDXで解決

近年、全国的に保育士の不足や業務の多忙さが深刻な課題となっています。子どもたち一人ひとりに寄り添った質の高い保育を続けるためには、保育者が専門性を高め、継続的に学べる環境を整えることが重要です。また、業務を効率化して、子どもと向き合う時間や心のゆとりを生み出すことも求められています。

下関市では「下関市こども計画(“For Kids”プラン 2025)」に基づき、保育士の確保や人材育成、幼児教育・保育の質向上を重点施策としています。しかし、従来の集合研修や実地研修では、移動や準備、人員調整が必要で、日々の業務と両立しながら学ぶ時間を確保することが難しいという課題がありました。また、市と就学前教育・保育施設間の連絡手段が電話やメールに分散しており、情報共有の効率化も課題とされていました。

こうした背景から、下関市とコドモンは今回の連携協定を通じて、保育士の学びの基盤整備と情報共有のデジタル化を共同で推進することになりました。

具体的な取り組みで保育をサポート

1. 「コドモンカレッジ」で保育者の学びを豊かに

オンライン研修プラットフォーム「コドモンカレッジ」を活用し、保育者の学びと育成の環境を整備します。下関市の課題に合わせた研修コンテンツを選定し、「下関市専用の研修ページ」を開設。階層別・役職に応じた年間研修計画の作成も支援し、市内の全ての保育職員がICT導入の有無に関わらず、時間や場所を選ばずに継続的に学べるようになります。これにより、日々の業務で忙しい保育者も、自分のペースでスキルアップが図れるでしょう。

「コドモンカレッジ」は、現場で働く保育者の資質や専門性向上に役立つオンライン研修サービスです。450本以上の研修動画が視聴可能で、時節に合わせたライブ研修も開催されています。

2. 「せんせいトーク」で情報共有をスムーズに

保育・教育施設専用の業務連絡ツール「せんせいトーク」を活用し、自治体と施設間のコミュニケーションのDXに関する共同実証を開始します。まず公立園から試験的に導入し、市と施設間の連絡を省力化。将来的には私立園への展開も視野に入れ、公私立問わず一括で事務連絡ができる環境を目指します。さらに、施設同士が気軽に交流し、ノウハウ共有や情報交換ができる専用の場も整備される予定です。これにより、保育現場の業務負担が軽減され、より子どもたちと向き合う時間が増えることが期待されます。

「せんせいトーク」は、個別チャット・グループトーク・掲示板での一斉周知を一つで完結できる業務専用の連絡ツールです。全国で2,237施設が導入し、利用職員数は3万人を突破しています。

地域全体で子どもを育む「日本一の子育てのまち」へ

今回の連携協定を通じて、下関市内の保育者が子どもと向き合う時間とゆとりを創出し、保護者が安心して子どもを預けられる保育環境づくりと、地域全体で子どもたちを育む強い支援体制の構築を目指しています。株式会社コドモンは、下関市が6例目の自治体連携となり、これまでの知見を活かしながら取り組みを進めていくとのことです。

この取り組みが成功すれば、保育者の皆さんは働きながら学び続け、業務の負担も減ることで、きっと心のゆとりを持って子どもたちと接することができるでしょう。その結果、保護者の皆さんも安心して子育てができる「日本一の子育てのまち」の実現に大きく貢献することが期待されます。