食材の背景を知る旅、「ソト活」が観光の最高峰アワードに入賞!
宮城県仙台市に本社を置く一の坊グループが展開する「Meet-Up TOHOKU ソト活 一の坊™」が、日本の観光業界で最も栄誉ある「ジャパン・ツーリズム・アワード2026」に入賞しました。この取り組みは、料理人が宿を飛び出し、宮城県内の産地を直接訪れて生産者と交流し、食材への理解を深めるユニークな活動です。

産地での学びは、お客様に提供される「出来たてのひとさら」へとつながり、食材の魅力だけでなく、その背景にある地域の文化や生産者の想いも伝える高付加価値な宿泊体験を創出している点が評価されました。地産地消の推進、フードロス削減、そして人材育成を一体的に進めることで、地域経済の循環と食文化の継承に貢献する持続可能なモデルとして期待されています。
「ソト活」とは?生産者と料理人が織りなす感動の物語
「Meet-Up TOHOKU ソト活 一の坊™」は、2023年から始まった一の坊グループ独自の活動です。料理長から若手料理人、さらには接客スタッフや新入社員まで、宿のスタッフが宮城県内の様々な産地を訪れています。

これまでに、登米の米、雄勝の牡蠣、宮城蔵王のチーズや牛肉、秋保のはちみつ、仙台市の野菜農家など、累計30回もの産地訪問を実施してきました。


例えば、希少な地元食材「新川クレソン」や秋保の「はちみつ」の産地を訪れ、生産者との対話や収穫体験を通じて、食材の特徴や最も美味しく味わうための調理法を学んでいます。


また、山田農園と連携した「一の坊ファーム」では、新入社員が青南蛮の植え付けを体験。収穫した青南蛮は、仙台名物「牛たん焼き」に欠かせない自家製南蛮味噌づくりに活用され、食材への理解と地域の食文化を学ぶ貴重な機会となっています。
学びが育む、地域の食文化と未来の料理人
「ソト活」は、食材の背景にある自然環境や生産者の想い、地域に根付く食文化を現場で学ぶための取り組みです。担い手不足が課題となる一次産業と宿泊業において、生産者と料理人が直接交流する機会は非常に貴重です。



一の坊グループでは、この活動を通じて、その土地ならではの魅力を料理として表現できる料理人の育成に力を入れています。若手料理人や新入社員が地域とのつながりを実感しながら成長し、ひいては地域の食文化の継承にも貢献しています。
産地の恵みが詰まった「出来たてのひとさら」を味わう
産地で得られた学びは、レストランで提供される「出来たてのひとさら」に反映されます。料理人が食材の特徴や生産者の想いを深く理解した上で料理を創り上げ、お客様へ届けることで、単なる食事以上の、地域文化を味わう旅の価値が生まれます。



温泉宿が「産地の広告塔」となり、その魅力を伝えることで、生産者、温泉宿、お客様が結びつき、持続可能な地域循環が創出されています。一の坊グループの宿を訪れる際は、ぜひ「ソト活」で育まれた料理の背景に思いを馳せてみてください。きっと、より深く、豊かな食体験ができるでしょう。
「ソト活」のこれまでの活動をまとめた「ソト活BOOK」はこちらからご覧いただけます。
一の坊グループ公式サイトでは、各宿の情報や食へのこだわりが紹介されています。
「ジャパン・ツーリズム・アワード」とは、旅の力による持続可能な観光への貢献、地域活性化への貢献などが審査される、日本の観光の最高峰アワードです。
主催:ツーリズムEXPOジャパン実行委員会(公益社団法人 日本観光振興協会 / 一般社団法人 日本旅行業協会 / 日本政府観光局)