幸福度が高い層は「旅行や遠出」、低い層は「価格の安さ」を優先
調査結果によると、幸福度が高い層が直近1年間で意識してお金をかけた項目は「旅行や遠出への支出・買い物」がトップでした。一方、幸福度が低い層では「価格の安さを最優先した格安商品・サービスへの支出・買い物」がトップとなっています。
この傾向は、多くの人が普段は節約しつつも、非日常の体験や自分自身の欲求を満たすことにはしっかりお金を使う「メリハリ消費」をしている実態を示していると考えられます。

購買重視度と購買意識の散布図を見ると、全体として「価格の安さを最優先した格安商品・サービス」に加え、「旅行や遠出」「自分へのご褒美」「健康の維持や体調管理のため」といった項目が、重視度・意識度ともに高い傾向にあることがわかります。

幸福度の「3大ドライバー」とは?
今回の調査では、日本人の幸福度を左右する3つの主要な要素(3大ドライバー)が浮き彫りになりました。
- 経済的安定: 世帯年収800万円以上の層は、他の層よりも幸福度が高い傾向にあります。
- 家族の絆: 既婚者で子どもがいる層は、幸福度が高いとされています。
- 時間的ゆとり: 60代以上の層は、時間のゆとりがあることから幸福度が高い傾向が見られます。

また、個別の幸福度に関する項目では、「家族とのコミュニケーションがとれている」が最も高い水準でした。一方で、「現在、自分が自由に使えるお金や生活費は十分である」「将来の生活設計や金銭面において、過度な不安はない」といった金銭に関わる項目は、当てはまる割合が低い結果となっています。

幸福度別の消費行動の傾向
調査では、回答者を幸福度に応じて高(H)、中(M)、低(L)の3つの層に分類し、それぞれの消費行動の特徴を分析しています。
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幸福度H層(高幸福度層): 時間効率(タイパ)や生活の質(QOL)を高める高付加価値なものに積極的に投資する傾向があります。旅行や遠出、自分へのご褒美といった体験や贅沢にもお金を惜しまないようです。
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幸福度M層(中幸福度層): トレンドや期間限定の体験を賢く選んで楽しむ傾向が見られます。
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幸福度L層(低幸福度層): 日常の固定費や支出を徹底的に切り詰める、コスト重視の消費スタイルが特徴です。

幸福度の分類は、いくつかの生活や意識に関する項目への回答を点数化し、その合計値に基づいて行われました。

あなたの消費行動を見直すヒント
この調査結果から、私たちは日々の消費行動や意識が幸福度に深く関わっていることを理解できます。
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体験への投資を検討する: 幸福度が高い層が「旅行や遠出」にお金をかけていることから、非日常の体験や思い出作りへの支出が、あなたの幸福度を高めるきっかけになるかもしれません。若年層の間では「今しかできない参加型の体験やコンテンツ」にお金を使う「トキ消費」も進んでいます。消費者庁の「令和4年版消費者白書」でも、若者の消費行動として注目されています。
- 消費者庁「令和4年版消費者白書」第1部 第2章 第2節 (1)若者の消費行動:https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_research/white_paper/2022/white_paper_132.html
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「メリハリ消費」を意識する: 普段は賢く節約しつつも、本当に価値を感じるもの、心を満たしてくれるものには意識的に投資することで、満足度の高い消費生活を送れるでしょう。
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身近な幸福を大切にする: 調査では「家族とのコミュニケーション」が幸福度を高める重要な要素とされています。お金の使い方だけでなく、人間関係や自由な時間の確保といった側面も、幸福度向上には欠かせません。
あなたの消費スタイルを見直し、日々の生活に「知って得した」「やってみたい」と思えるヒントを取り入れて、より豊かな毎日を築いていきましょう。
調査についてさらに詳しく知りたい方へ
今回の調査は株式会社アスマークにより実施されました。同社のウェブサイトでは、本調査の詳細なレポートが公開されています。
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株式会社アスマーク:https://www.asmarq.co.jp/
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本調査の詳細レポート:https://www.asmarq.co.jp/data/happiness_consumption/