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子どもの笑顔も保育士の働き方も変わる!『みんなが主役の保育園』で実現する新しい子育ての未来

みんなが笑顔になれる保育園を目指して

本書では、現代の保育現場が抱える「トップダウン型保育」への違和感から生まれた具体的な実践がまとめられています。読者が明日から実践できる、3つの大きな転換点が紹介されています。

  1. 子どもの選択を尊重する保育への転換: 全員一律の活動ではなく、一人ひとりが自分で考え、選び、多様な経験を通して好きなことを見つけられる環境を重視します。
  2. 保育士の自己犠牲に頼らない働き方改革: 業務負担の軽減だけでなく、複数担任制や手厚い新人育成、心理的安全性の確保、裁量のある予算運用によって、保育士が笑顔で子どもと向き合える職場づくりを目指します。
  3. 保護者を「お客様」ではなく「仲間」とする関係構築: 保護者を子育ての「サービスの受け手」としてではなく、園や地域と連携して子どもを育てる「チームの仲間」として捉え、孤立や不安を減らす仕組みを提案します。

書籍表紙

理念を「現場の仕組み」に変えた実践例

本書では、これらの理念がどのように現場で具体的な仕組みとして機能しているかが詳しく紹介されています。

  • 子どもの選択を増やす環境: 用途を決めない素材や自作教材、体育・アート・音楽など幅広いプログラムが用意され、子どもの表情と反応を基準に継続が判断されます。

  • 個性を生かす複数担任制: 性格や得意分野の異なる保育士を組み合わせることで、多様な価値観が尊重されるチームが形成されます。

  • 保育士を雑務から解放: 一人一台のPC、クラスごとのiPhone、連絡帳アプリ、加工機器、ロボット掃除機、用務員配置などにより、子どもと向き合う時間を確保しています。

  • 「3年間は学びの期間」とする新人育成: 新卒職員を余剰人員として配置し、経験、理解、思考の段階を経て自ら判断できる保育士を育成します。

  • 犯人探しをしない心理的安全性: ミスの際には「誰がしたか」ではなく「次にどう防ぐか」を話し合い、現場の裁量を尊重する文化が築かれています。

保育士の自己犠牲を前提としない働き方

地域に「絆」をつくる「ちっちゃなまち」構想

さらに本書では、保育園を核とした地域全体のセーフティネット「ちっちゃなまち」構想が描かれています。異年齢保育、卒園児や地域の小中高生ボランティア、高齢者との交流を通じて、助け合いの経験を育む場を提供。児童発達支援事業所やこども食堂も連携し、世代や制度の境界を越えた生涯にわたる支え合いを目指しています。

「ちっちゃなまち」構想

こんな方に届けたい一冊です

  • 保育者・児童発達支援に携わる方: 子どもの選択、職員の働き方、家庭との関係を実践から見直したい方。

  • 園長・施設長・法人経営者: 理念を組織づくり、人材育成、ICT、地域連携の仕組みへ落とし込みたい方。

  • 子育て中の方・地域の支援者: 家庭、園、療育、食、地域がつながる子育ての未来を考えたい方。

著者プロフィール

川名 美雄(かわな よしお)氏は、社会福祉法人絆友会の理事長。1984年埼玉県草加市生まれ。保育現場での経験から「子どもも大人も主役になれる舞台」を創ることを決意し、2016年に社会福祉法人絆友会を設立。現在、保育所5施設と児童発達支援2事業所を運営し、保育士等キャリアアップ研修にも取り組んでいます。

川名美雄氏のポートレート

書籍情報

社会福祉法人絆友会について

社会福祉法人絆友会(2016年設立)は、保育所5施設と児童発達支援2事業所を運営し、子ども、家庭、職員、地域がつながり合う環境づくりに取り組んでいます。詳細はこちらをご覧ください: 社会福祉法人絆友会